2月16日(土)午後4時〜5時半
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「独婦連の女性たち――我が半生を語る」
講師 大久保さわ子さん
清水喜久子さん
1945年の敗戦時、日本では結婚適齢期の男性は女性よりも255万人も少なかった。差別や偏見のなかで大久保さわ子さんを先頭に未婚女性たちが大同団結、独身婦人連盟を結成する。戦後女性史を、大久保さん、清水さんが大いに語る。
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2月29日(金)午後6時半〜 |
「漱石と『満州』」
講師 牧村健一郎さん
(朝日新聞記者)
夏目漱石は1909(明治42)年9月から10月にかけて「満州」を旅行。その様子を『満韓ところどころ』に著しているが、漱石の「満洲」観とは――。講師は『新聞記者 夏目漱石』の著者。
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4月11日(金)午後6時半〜 |
「占領下の日本人」
講師 袖井林二郎さん
(法政大学名誉教授)
1945年8月敗戦、そして連合国の占領下に日本は置かれた。その占領期を日本人はどのように受け止めたのか。講師は『マッカーサーの二千日』では毎日出版文化賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その他『拝啓マッカーサー元帥様―占領下の日本人の手紙』など多数。
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6月14日(土)第7回 望月百合子忌シンポジウム |
「裁判員制度を考える
――私が裁くとしたら」
来年5月にスタートする裁判員制度。私たちが直接関わることになるこの制度だが、いったいどのような制度なのか。何が問題なのかをそれぞれの立場から討論。
パネリスト
鎌田 慧さん(ルポライター)
五十嵐二葉さん(弁護士)
高島 穣さん(憲法研究者・劇団主宰)
岡村遼司(当研究所理事、早稲田大学教授)
コーディネーター
小池 新(当研究所理事、ジャーナリスト)
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5月17日(土) |
「わわしき狂言の女たち」第2回目
講師 関 千枝子さん(ジャーナリスト)
狂言に登場する「わわしき女」に焦点を当てての楽しい講座。
「わわしき女」とは“騒がしい女”。つまり気が強く自己主張する、現代のフェミニズムに通じる女性たちのことだという。
講座の会場は当研究所(JR・都営三田線巣鴨駅、都営三田線千石駅からともに徒歩5分)
参加費 800円(会員500円)
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5月31日(土) |
岡田京子さんの「今をうたう」第2回
「みなさんに伝えておきたい歌・みなさんに会わせておきたい人」のシリーズ。
『三内丸山遺跡から』というタイトルで、詩人の秋村宏さんがゲスト。
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10月10日(金) |
「検証 裁判員制度の問題点」
講師 五十嵐二葉さん(弁護士)
6月14日のシンポジウム「裁判員制度を考える」のパネリスト、五十嵐二葉さんが、さらにこの制度の問題点を解説、現在の裁判制度の改革なしに実施されていく場合の怖さを共に考えていく。
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11月7日(金) |
「昭和の記憶を掘り起こす」をめぐって
講師 中村政則さん
(一ツ橋大学名誉教授)
オーラル・ヒストリーの先駆者である著者が7月に上梓した『昭和の記憶を掘り起こす』(小学館)を通して検証する昭和の戦争、その極限状況。
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10月11日(土) |
岡田京子さんの「今をうたう」第3回
「奄美をうたう」
ゲスト 田上悦子さん(詩人)
ご両親が奄美出身の田上さんが歌う島歌をはじめ、歴史やご自身の詩のお話など、岡田京子さんとともにお聞きしながらの楽しいひととき。
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12月13日(土) |
岡田京子さんの「今をうたう」第4回
新連続講座『源氏物語』を読む
『源氏物語』の中の女たち
講師 田中順子さん
「イメージで読む源氏物語」シリーズの著者、田中順子さんが原文に沿いながら女性たちを取り上げる連続講座。
毎月第4木曜日午後3時より
9月25日 桐壺更衣における強さについて
10月23日 母君の生き方について
11月27日 少年源氏の恋と結 婚
12月25日 妻の条件
09年1月22日 妻にしたくない女たち
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