NPO 現代女性文化研究所  
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3月3日(土)

「農業移民と満蒙青少年義勇軍――その理念と実態」

講師  中村政則さん(一橋大学名誉教授)
「満州移民」の実態、ソ連の満州侵攻以後の「逃避行」、そして「八路軍での生活」、あるいは日本帰国後の生活までを、長年の研究をもとにレクチャー。

3月8日(木)

「イラクで見たこと、考えたこと
            ――「人間の盾」として」

講師 若林 徹さん(高校講師・世界史)

2003年2月、開戦直前のイラクに「人間の盾」として参加した若林 徹さんがビデオを回しながら当時を、今を語った講座。

4月13日(金) 

「防衛庁が防衛省へ――
     日本の進路はどう変わるのか」

講師  前田哲男さん(軍事ジャーナリスト)
今年早々、防衛庁が「防衛省」に昇格した。それとセットとして自衛隊法も改正された。海外派兵が自衛隊の本来の「任務」になるという。それによって何がどのように変わっていくのか…。

3月31日(土)

 朗読の会

「パリ・宇野千代」

第T部 「パリ・宇野千代」
第U部 「作品についての座談会」

朗読 好村俊子・尾崎ひろみ

好評だった「林芙美子パリ放浪記」に続く第二作目。尾形明子の脚本を小坂弘治さんが演出。今回は二人の女優による朗読。

6月23日(土)

第6回 望月百合子忌 講演とシンポジウム

「今、なぜ『満州』なのか」

日本がたどってきた「昭和」の歴史を検証し、そこから私たちが生きる「現代」そして「平和」について考える講演とシンポジウム。
基調講演は佐野眞一さん。
パネリスト
佐野眞一さん(ノンフィクション作家)
小林英夫さん(早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科教授)
林 郁さん(作家)
コーディネーター 
小池 新さん(共同通信社編集委員)

7月13日(金)

「満州」と六ヶ所村 

講師  鎌田慧さん(ルポライター)

この秋、青森県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理工場が本格稼動しようとしている。60年代後半から「開発」によって翻弄されてきた住民。その六ヶ所村には「満州」からの引揚げ者が多数いた…。

7月21日(土)

「歴史遺産とまちづくり−地域再生の課題」

講師  毛利和雄さん(NHK解説委員室解説委員)

歴史的港湾都市、鞆(とも)の港を埋め立てて道路橋を作る計画をめぐって、歴史都市における地域の再生とはどうあるべきかを考える。

9月22日(土)午後4時半〜

「渋沢栄一とその時代――3人の女性を軸に」

講師 渋沢雅英さん(渋沢栄一記念財団理事長)

近代日本の基礎を築いた一人、渋沢栄一。彼を支え、ともにその時代を生きた3人の女性、妻の千代、長女の穂積歌子、長男篤二の妻敦子の生涯を、渋沢雅英さんにお話しいただく。

10月13日(土)午後2時〜

「これからの人生設計 “年金”を考える」

講師 袖井孝子さん(社会学者 老年学者 お茶の水女子大学名誉教授)

この間、次々と明らかになってきた年金破綻。いまや現実の問題として私たちの老後に暗雲を投げかける。今後私たちの暮らしはどうなるのか。どう老後を迎えるのか…。

11月6日(火)

「ガイサンシーとその姉妹たち」を撮って

講師  班 忠義さん(作家・映画監督)

ドキュメンタリー映画「ガイサンシーとその姉妹たち」の班 忠義監督がこのたびロードショー上映で来日、当講座で直接お話をうかがうことになった。この映画を撮るまで、そして今現在、考えることなど。  

10月30日(金)午後6時半〜

「言と不言の間
   満州国の女性作家たち」

講師 岸陽子さん(早稲田大学名誉教授 中国文学)

植民地化というかたちの「近代化」が「満洲国」の女性たちに何をもたらしたのかを、「満洲国」の作家たち―梅娘、但、呉瑛の作品を通して検証する。

12月12日(水)午後6時半〜

『「満洲」移民映画とジェンダー』

講師  池川玲子さん
(港区立男女平等参画センター非常勤専門員)

「満洲」農業移民政策に関連して作られた大量の映画群。坂根田鶴子監督のプロパガン
ダ映画『開拓の花嫁』のその制作背景を分析。実際に映像を観ながらの講座。

 

以降のスケジュールについては「お知らせ」のコーナーをご覧ください。

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