NPO 現代女性文化研究所  
Contemporary Women's Culture Institute  
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NPO(特定非営利活動法人)
現代女性文化研究所 ― Contemporary Women's Culture Institute





 
 「すべての女性の幸福と人間としての平等、平和な世界」実現のために、 私たちは今、熱く語りあい、活動し続けます。この素朴ともみえる根源的な主張は、これまでたくさんの女性によって思考・模索され、語られ、実行に移されてきた長い歴史の積み重ねそのものであります。時は21世紀という新しい時代を刻んでいますが、 地球上ではなお、さまざまな差別や心身の自由を犯す事件・紛争が絶えません。永遠の願いをどのように実現していったらいいのか、共に考える機会をつくることにしました。

 この研究所は、100歳まで生きた評論家の望月百合子さんの遺志によって生まれました。「現代女性文化研究所」の発案・命名とも望月百合子さんによるものです。冒頭にある「すべての女性の幸福と人間としての平等、平和な世界」の実現は、望月百合子さんが生涯を賭けてつらぬこうとした理念です。100年という時間を背景に生まれたこの研究所は、今後女性のためのさまざまな活動を行っていきます。


現代女性文化研究所の
設立を提唱した評論家、
故望月百合子さん




研究会・講座の開講
講演会・シンポジウムの開催
交流会の開催
会報の発行
ブックレットの発行  他

望月百合子プロフィール
評論家・翻訳家・社会運動家。

1900(明治33)年9月5日山梨県南巨摩郡に生まれる。
東京の成女高等女学校を卒業後、読売新聞婦人記者となる。

1921(大正10)年から25年までフランスのソルボンヌ大学に国費留学。
社会主義者の石川三四郎の影響を受けて
帰国後はアナーキズムの論客として活動を開始、
都新聞のアナボル論争に参加し、注目を集める。

『女人芸術』『黒色戦線』をはじめ、高群逸枝、平塚らいてう等とともに『婦人戦線』創刊に参加。
女性解放、人間解放をテーマとした評論をはじめ、翻訳、エッセイなどを発表。

1938(昭和13)年、旧満州(中国東北地方)へ渡り、
満州新聞のジャーナリストとして約10年間を過ごす。
またこの間、女性教育にも積極的に携わり、大陸文化学園、丁香女塾を開校。

戦後は、2001年6月9日に100歳で生涯を閉じるまで、
一貫して「平和で自由な社会」を目指して執筆や講演などの活動を続けた。
なお、94年、郷里の鰍沢町の大法師公園に歌碑が建てられ、
96年には名誉町民、99年には望月百合子記念館が完成した。

そして、今、望月百合子の終生描いていた夢
――「自由で平和な社会、その中で女性が、伸びやかに才能を発揮でき、集える場の創造」――は、現代女性文化研究所に引き継がれ、活動を開始している。

著書に『大陸に生きる』(41年)、
『限りない自由を生きて――望月百合子集』(88年)、
翻訳に『美術評論――ロマン派の絵画』(35年)、
『ビィクトリア女王の娘――母娘の手紙を中心に』(88年)、
歌集「幻のくに」(64年)、「夢」(67年)など。

2002年4月5日設立の会の様子

設立の会を新宿中村屋で開催。
100名近くの方々が出席、
当研究所への熱い期待が
寄せられた会となりました。

代表理事の岡田孝子をはじめ、
現在、12名の理事を中心に
運営されています。


現代女性文化研究所の理事たち

会員および入会について
当研究所の目的に賛同し、ともに活動、推進してくださる方なら、男女どなたでも入会できます。


維持会員  この法人の目的に賛同し、活動を積極的に推進する個人。
一般会員  この法人の目的に賛同し、活動に参加する個人。
賛助会員  この法人の事業を賛助する個人および団体。


※ただし、維持会員は総会に出席し、積極的に運営に携わり、
 事業の推進を図ることの出来る方です。



維持会員  1万円
一般会員  3,000円
賛助会員  1口1万円(1口以上)
※中途退会の場合、会費の返却は
致しませんのでご了承ください。




・研究会や講座などに優先的に参加、
 受講ができ、会員割引があります。
・会報が無料です。
・会報への投稿ができます。
・その他のプログラムへの参加、
 出版物の割引もあります。

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